2012年12月3日月曜日

大手小学校防災教育&東日本大震災での自衛官の活躍!


臼田班長は、日頃より市民大学講座の講師もされておられ、自衛官35年、スマトラ、ジャワ島中部地震や東海豪雨等にも、派遣され、現地で活躍。愛知地方協力本部にて、自衛官の募集のお仕事をされていらっしゃるとのことで、名古屋三英傑にも参加され、知られざる秘話も伺うことができました。会場からは、自衛官は、「災害時どんな物を食べるのですか?いつ寝てるんですか?」といった素朴な質問も飛出し、「2日間寝るな!と言われたら、寝ないで災害救助任務に専念します!」食事も抜けと言われたら、何食かは食べないで任務に就かれるそうで会場からは、ため息と感動の歓声が上がりました。改めて、自衛官さんの努力とご尽力に、頭が下がりました。
大手小学校金田校長先生は、2年前に赴任してきた時から、ここのことを知ろうとご自身で思われ、特に、大手学区は、東に中川運河、西に荒子川、南は名古屋港、北は荒子運河に囲まれ、災害時には、陸の孤島になりかねないと熱心に勉強を始められたそうです。
明治・大正・昭和と移りゆく、大手学区を古い写真とともに、パワーポイントで説明をくださり、感動しました。
伊勢湾台風で特に築三町が一番ひどく大勢の方が犠牲になったことをきっかけに、砂美町という地名からも・・・といった視点からもご説明を頂きました。
わたくしは、9月議会で「学校で行う子ども達の防災教育」を訴えようとしましたが、ゆとり教育のため時間がないなどという理由で「市民のための防災教育の必要性」を訴えさせて頂いたばかりでしたので、涙が出るほどうれしく、本当に感動を致しました。大手学区は、こまめに学区による防災訓練も行っており、地域が本当に力を合わせ、頑張っていらっしゃることが伝わってきていましたが、そこに金田校長先生という心強い味方で更に、この学区の底力を痛感いたしました。ぜひとも、今後も地域力を高めていって頂きたいと存じます。