2011年7月27日水曜日

財政福祉委員会現地視察から帰ってきてすぐに市役所で仕事をしています!

 7月25日名古屋を出発して、川崎市の財政状況調査のために川崎市役所にて行政改革プランについて説明を受け、私は、地下鉄工事の予算について質問をさせて頂きました。その後、バスで杉並区に移動をし、減税自治体構想のその後について、①「杉並区減税基金条例」の可決から減税自治体構想の凍結までの経緯②杉並区議会での審議における主な論点③「減税自治体構想」についての今後の杉並区の方針④「減税自治体構想」を凍結したことに対する市民等からの意見について調査をしてきました。議会が受け持つ責任の重さを痛感させられました。7月26日、臨海部広域斎場組合による臨海斎場に関する調査を行いました。立地および経緯や住民説明会の実施、運営形態、総事業費、22年度の実績などの説明を受け、実際に火葬している火葬炉を間近に見学させて頂きました。高齢化が進んでいるにもかかわらず、黒字経営を維持している滝川市立病院を視察しました。事前質問の資料を元に、丁寧な説明を受けることができ、名古屋市の病院局が抱える問題を切り口に、他の議員からも活発な質問が飛び交い、とても充実した調査となりました。札幌市役所にて、介護予防について調査を行いました。名古屋よりも介護度が低い方が多く、土地柄も影響しているのではとの回答でした。私は雪で閉ざされている気候が介護予防の障害になっているのではないかと思い、その解決方法や工夫されていることや、介護認定の委託を始める名古屋の状況を踏まえ、それらの観点からも質問をさせて頂きました。札幌市は、名古屋の人口と比べ、30万人少ないのですが、既に介護認定の全部を外部委託されていると伺い、少し驚きました。帰ってきてからも引き続き、質問のやり取りをさせていただこうと思っています。一箇所の調査が、ついつい予定よりもの伸びてしまい、更にバスが渋滞にはまってしまったり、走って電車に滑り込み乗車をしなければならなかったりと、かなりハードスケジュールの3日間でした。秋からは、減税にむけて誠心誠意、頑張りたいと存じます。
 セントレア空港からその足で、市役所に向かい、3件の陳情の問い合わせを行い、資料の整理等を行っていますが、まだまだ帰れそうにありません。

2011年7月22日金曜日

視察先への事前質問が完成しました!夜中の3時過ぎですが、市役所にいます。

 最近、市役所の主のようになってしまい、必ず団の中では、一番最後まで残っており、つい根を詰めると、気がつけば朝になってしまっています(泣)(笑)現在3時15分です。
 今、やっと、名港管理組合の港湾視察先の事前質問が完成し、ファックスを送りました。内容は以下のとおりです。
<高雄港について>
 1.1999年の台湾の地震では、断層が発生し、学校の校庭や商店街に2~4メートルの段差が生じました。福島原発事故を踏まえ、今年5月に台湾は、順次原子炉廃止と延期をしない方針を発表しました。日本に次ぐ地震国である台湾において、2007年から2010年の完成を目途に、水深16メートル、4バースのコンテナターミナル建設を、BOT方式で、民間事業者に整備を進めさせましたが、その整備にあたり、耐震・防災面においては、どのような指導・監督を行ってきたかを教えてください。
 2.いち早く、東日本大震災を踏まえ、自然エネルギーへの方針転換を発表された台湾において、港湾地区における耐震基準の見直しをはじめとする地震対策や災害発生時における緊急支援物資の入出港用耐震バースの整備・取り組み等についての働きかけや新たな方針があれば教えてください。
 3.アジアと北アメリカを結ぶ太平洋航路およびアジアとヨーロッパをつなぐ欧州航路の双方向の航路という充実した航路ネットワークを活用した高雄港は、廉価で速度アップを図ったサービス展開でトランシップ港として、大きく貢献、発展されていますが、通関など輸出入の手続き時間の短縮など、港湾業務の効率化および港湾設備等、どのような工夫をされているかについて教えてください。
 4.上記の地理的優位性を生かして、更に、台北港や基隆港などがそれぞれの港としての役割を住み分けしていると聞きますが、具体的に教えてください。国家戦略としての地域港湾のあり方についても教えてください。
 5.対岸中国の港湾で、北米等へのダイレクト便が増加してきたことにより、高雄港でのトランシップ貨物の減少が危惧されますが、今後の開発に向けたインフラ整備等の計画や取り組みについて教えてください。
 
<台北港について>
 1.基隆港の狭隘化にともない、発展用地の確保が難しいことから、今後は台北港に比重が移され、新たな台湾の拠点港湾として最大の港湾整備計画が進められていると聞きますが、その戦略と具体的な計画について教えてください。

その他、段差が生じた1999年の台湾地震時の港湾の被害の有無や名古屋港への要望等をお尋ねしたいと考えております。

8月に実施される名港管理組合議会における港湾視察先について、私自身、大変悩みました。6月7日・8日の日程で、被災地の東日本の港湾は、自費を含め、視察を終えていた経緯を踏まえ、決意を致しました。高雄港は、トランスシップ貨物のコンテナ輸送で世界6位を占めるほど、飛躍的に発展した港であり、日本に次ぐ地震国であることを踏まえ、東日本の復興はもちろんのこと、名古屋港の発展と今後の港湾地区における防災対策について学んで参りたいと存じます。市民の皆様の血税を無駄にしないために、更なる事前学習をし、現地視察に備えたいと存じます。何卒、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

2011年7月18日月曜日

みなと祭りに両日参加!昨日・今日と引き続き、東北の皆さんの供養と復興の願いも込めて練り踊り歩きます!

7月14日(木)の女性会演芸大会を皮切りに、みなと祭り行事がスタートしました。16日(土)の築地神社のみなと祭り・夏の祈願祭では、名古屋港湾関係の企業の方と学区役員さんがたくさん参列され、みなと祭りの無事と今後の名古屋港の発展を祈り、祭礼が厳かに執り行われました。昨日は、町内の組長として、あさの8時からみなと祭りの山車(屋形)の飾りつけなどのお手伝いをさせて頂き、築地口神社の祭礼、そして、昼・夜ともにスケジュールいっぱいで、学区内を練り踊り歩きました。茹だるほどの暑い一日でしたが、楽しい充実した一日となりました。今までは、介護の仕事で、みなと祭りどころの騒ぎではなく、むしろ、みなと祭りで大渋滞で身動きができず、どうやって、利用者様宅に訪問させて頂くかといった待ったなしの状態でした。本日の河村たかし代表との緊急執行部会は、欠席をさせて頂き、地元みなと祭りの公務を二件掛け持ちながら、各町内の山車とともに、学区一丸となり、海の記念日の名古屋港へのお客様を、全力投球でお出迎えさせて頂く所存です。
東日本のお祭りでは、予想外の来客が殺到してしまい、一部中止となったとのこと。みなと祭は、海の戦没者への供養と名古屋の復興の願いが込められており、今年は、特に東北の皆さんのご冥福と復興を願い、気持ちを込めて踊り明したいと存じます。

暫定許容値を超えたセシウムに汚染された稲わらを給餌した牛の流通に関し、質問!

 7月15日(金)に開かれた健康福祉局委員会所管事務調査「食育推進計画」にて、セシウム汚染稲わら牛について質問させて頂きました。
 セシウムに汚染されていることを気づかずに、飼育している牛に稲わらを与えてしまい、その牛を出荷してしまった農家の悲痛な叫び、涙ながらのインタビューをその日の朝、目にし、とても感慨深いものを感じ、迷うことなく質問させて頂きました。ところが、「セシウム汚染稲わら牛についてのニュースを踏まえ、質問させて頂きます。」と私が発言した瞬間、当局の職員さんが皆、「えっ!」と一斉に顔を上げられたため、「場違いな質問だと思われたのかなぁ?」と内心は焦りながらも発言をさせて頂きました。「新食育推進計画が練られているころは、まだ東日本大震災・福島原発事故が起きていなかったと思いますが、これだけ放射性セシウムなどの問題が起きていることを踏まえ、新計画作成に当たり、何か急遽、変更された点などはありますか?」「特に変更はしていませんが、臨機応変対応していきたい・・・」との当局の答弁。その肉は、名古屋には流通していなかったとのことで、ひとまず安心はしたものの「どうして???」「今後、魚などあらゆるものに絡んでくるセシウム問題は、一過性とは思えないのになぜ、すぐに対応しないのか。むしろ、日本の食生活の根幹を揺るがす大問題なのに・・・」という感情が否めませんでした。私は「『自分が手塩にかけて育ててきた牛にセシウム汚染した稲わらを食べさせてしまったこと、気づかなかったとはいえ、知らずに食べてしまわれた方に、本当に申し訳がない。自ら率先して、セシウムの検査を受けたのに・・・』と涙ながらに答えておられた言葉から、何年も何十年と農家一筋に取り組んでこられたまっすぐな思い、まさしく、食育を学ぶとてもいい機会であり、よい教材にして欲しいことを要望させて頂きました。第一に、この牛からもわかるように、食べたものがそのまま体に蓄積され、それを食べた人間にまでも影響を及ばすという食物連鎖について、子どもたちにもとてもわかりやすく理解しやすい例であること。妊婦さんや母乳を与えるお母さんは特に気をつけて頂きたいこと。お母さんが食べたものがそのまま、赤ちゃんの身となり、血となることを自覚できる良い例になるため、これからの教材にして頂きたいこと。また、食育の中の「食への感謝」の観点から、農家の方の『何年も何十年も・・・』の言葉からも、感謝の気持ちを学んで欲しいと付け加えさせて頂きました。また、「節電ばかりが先走りし、とんかつを家で揚げると室温が何度上昇するからという理由から、夕食のメニューまでもが手軽にコンビニでという傾向が主婦の間にも出てきているとの話題を取り上げ、「ぜひ、親子で涼しく手軽に作れる栄養価が高いメニューの紹介なども推進していって欲しい。」と要望させて頂きました。
 ところが、翌日、セシウム汚染稲わらの牛肉が名古屋でもごく一部流通していたことがわかりました。ただし、その汚染された肉を毎日1キログラムずつ食べなければ、健康被害の心配はないとのことでした。しかしながら、これほど、ホットな重大な話題だけに、勇気を出して、質問・要望をさせて頂いた意義や重要性を自分自身でも、感じずにはいられませんでした。今後も、怯むことなく、発言を続けていきたいと存じます。
 ※食の安全に関してのお問い合わせ・ご相談は、
     名古屋市「よい食」ダイヤル:052-961-4149までご連絡ください。

2011年7月15日金曜日

本丸御殿復元工事上棟記念式典に感動!

 今週の火曜日の7月12日に本丸御殿復元工事上棟記念式典が開催されました。
 平針木遣り音頭保存会の皆様による棟木担ぎの披露から始まりました。約400年前の名古屋城築城の際の木遣り音頭を伝承されているとのことでした。建物の一番高い位置に取り付けられる「棟木」という部材を皆で息を合わせて、肩に担ぎ、木遣り音頭を歌いながら入場されました。素晴らしい澄み渡った歌声が、その場の空気をすべて清浄してくれたように私は感じました。昔ながらの穏やかで、のどかな日本を垣間見ることができ、感動致しました。平針木遣り音頭保存会は、昨年名古屋開府400年事業「夢なごや400」で、推薦され、「どえりゃあ魅力賞」を受賞され、現在名古屋市無形民俗文化財に指定されているそうです。主催者やご来賓の皆様のご挨拶の後、厳粛な雰囲気の中、「棟木納め」が平針木遣り保存会の皆様により、無事、棟木が運ばれ、古式に従い曳綱、槌打が行われました。これは、建物を築き上げる過程においてもっとも重要な儀式とされており、建屋にとって大変重要な棟木を曳き上げ、打ち固める為の儀式であり、同時に完成までの無事息災を祈るものとのことです。「曳綱」は、元々、綱を棟木に結んで棟の高さまで吊り上げて運んだ様子が、上棟の際の儀式として今も残っているものだそうです。一般的に行われる曳綱は、大工さんのみで綱を引くことが多いのですが、名古屋城本丸御殿は、皆様のお力添えを頂きながら、平成の市民普請として復元を進めているという意味合いから、会場全員で綱を引かせて頂きました。白扇を振る采振り(ざいふり)とご来賓の「えい、えい、え~い」の掛け声と身振りに合わせ、皆で「えい、えい、え~い」と唱和しながら、曳綱を引き上げる動作を行いました。心憎い演出により、本丸御殿の復元完成への期待と思いが一層高まり、会場中の皆様の心がひとつになれた気が致しました。
 続いて、「槌打」が検地役・振幣役・振幣後取役(ふりへいしどりやく)・槌打役・後取(しどり)・応声役(おうせいやく)の工匠により、行われました。「槌打」は、皆で棟に上げた棟木を工匠の手により打ち固める儀式だそうです。建物の棟部には、棟飾りが施されており、邪を払う縁起の良いものとされる鏑矢(かぶらや)と、雁股矢(がんまたや)があり、この2つの矢は、実際に鬼門・裏鬼門の方向に向き、この建物に悪いものが決して入ることがないように飾られているそうです。また、振幣役の指示を受け工匠が棟木を打ち固める時に、振幣役が振幣を振り、千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、永永棟(えいえいとう)と発声しました。これには、この建物が千年万年永遠に無事であれという工匠たちの思いが込められているとのことでした。先程の「曳綱」に続き、上棟の時にしか見られない特別な行事と伺い、身が引き締まる思いが致しました。「槌打」が厳かに行われ、本丸御殿表書院の棟木が、幾久しく永遠にめでたく打ち固められ、名古屋城本丸御殿上棟記念式典が終了しました。
 その後、希望者は、杉の木を薄く手で裂いた杮(こけら)を打ち付けていく屋根葺きの様子をまじかで見学をさせて頂くことができました。杉の木が雨で膨張する寸法を計算に入れ、匠の技で、どんどん打ち付けられていました。隙間を空けている理由など、次々に疑問がわき、その場で質問をさせて頂き、更に感動を致しました。その日は、一日、市民の皆様に名古屋城が開放(入場料無料)され、午後からは、市民の皆様にも、同様の見学をして頂けました。
 市長が徳川家の当時の様子を歴史に習い「多分この辺りで謁見したのでは・・・」とその場所を指差しながら、目を輝かせて、とてもリアルに話されたことで、タイムワープした気分になりました。歴史の重みを感じるとともに、名古屋市民である誇りすら感じることができました。本丸御殿復元は、世界に誇れる建造物になると実感致しました。建屋の見学会は、引き続き行っていくとのことでしたので、ぜひ、市民の皆様にお出掛け頂けたらと存じます。
 

2011年7月11日月曜日

地震災害緊急シンポジウム&津波避難大作戦に参加してきました!

 7月9日(土)13:30~17:00港区役所講堂にて「地震災害緊急シンポジウム」が開催され、河村たかし市長も開会の挨拶をされた後、最後まで一緒に同席され、熱心に聞き入っておられました。私も、本当に時間を忘れて夢中でメモを取りながら、必死で聞き入っていたため、次の津波避難大作戦の集合時間に間に合わないほどで、汗をかきかきで自転車を盛り漕ぎしての移動になった程でした。
 講演:名大大学院教授 水谷法美氏 テーマ『津波に対する備え、津波発生時の避難行動』  とてもわかりやすい講義内容資料とシュミレーション映像、実験映像そして東日本のリアルな映像を基に、お話下さり、津波の発生原理なども、理解することができ、避難行動の実践のあり方を学ぶことができました。
 パネルディスカッション:
 コーディネーター 名大大学院教授 福和伸夫氏
 パネリスト:名大大学院 水谷法美氏・名古屋気象台 東海地震防災官 本間直樹氏
       名古屋港管理組合 総務部担当部長 小池信之氏
       名古屋市消防局災害部長 野田和義氏
 コーディネーターの福和教授の毒舌(?)とも言えるユニークな突っ込みに、時間を忘れてしまうほどでした。パネリストのメンバー構成も最高で、絶妙なタイミングで、ズバリ斬り込んでいくところやそれぞれの返しも惑わられることなく切り替えされ、今までのパネルディスカッションの中で一番良かったと思いました。名古屋気象台の警報発令に至る流れも知ることができ、現地視察にぜひ、お邪魔したいと思いました。あんなにわかりやすく、楽しく講義してもられる名教授の講義を受講できる名大大学院生が羨ましくなりました。限られた短い(?)時間内に、あれだけの情報を網羅できたことが不思議なほど、内容の濃い充実した講演会でした。企画・運営に携わって下さった区長さんをはじめ、市の職員さんに心より感謝申し上げます。
17:45~ 名古屋港水族館において『津波避難大作戦』が実施されました。
参加者の募集をしたところ、わずか数日で2000名の応募数に達してしまい、打ち切りとなった上、県外から100名もの方が参加下さったそうです。久々の来客に、名古屋港が活気づき、地元学区に生まれ育った私は、胸が熱くなる思いがしました。避難訓練は、港消防署の的確なアドバイスに始まり、スムーズに実施することができました。「災害が起きた時、一番大切なことは?」との港消防署の方の問いに皆が静まり返り、その後「正しい情報を得ることです。これは、今日だけではありません。地下街にいた時、どんな状況にいる時も同じです。話をしていて聞いていなかったら、助からない確立が高くなることを忘れないでください。」等、おっしゃられ、単純でありながら、実際は、なかなか実行できない要素であると気付かされました。つい、「自分だけが我先に・・・」と勝手な行動をしてしまう災害時の人間心理を逆手にとっての発言に、来場者の皆様も、さぞかし肝に銘じて下さったことと存じます。
 避難訓練終了後は、今夏、初めての『イルカナイトショー』の初お披露目があり、その飼育員さんとイルカとの息の合ったコミュニケーション、分秒のくるいもない素晴らしいパフォーマンスに会場が大盛り上がりとなりました。どの水槽にも大人も子どもたちもみんな張り付くように目を輝かせて見入っており、ペンギンやウミガメ等々、アイドルが勢ぞろいしており、全員が主役だと思いました。日本一とは聞いていましたが、まさしく日本一・世界に誇れる施設だと改めて実感させられました。今日のような来場者数の復活を心から願うとともに、何としても名古屋港を盛り上げなければと、更なる決意をさせられました。避難訓練に参加くださった皆様からも、ぜひ、今日の感動を他の皆さんにお話し頂けたらと存じます。管理組合の職員さん、水族館の職員さん、港消防署の職員さん、港湾関係者のみなさん、本当にありがとうございました!


 

2011年7月7日木曜日

市民の皆様が薬事法違反の被害に遭わないように、委員会で発言!

本日、健康福祉局にて、所管事務調査が行われ、「薬事法に基づく広告違反に対する本市の指導状況について」が審議されました。
減税日本ナゴヤの一員のいち個人として、私は、薬事法違反という事実は、市民の健康・生命を守るべき議員としては、あってはならないことと認識しており、重く受け止めております。市民の皆様方に不安を与えたこと、名古屋市議会の信用を失墜させたこと、議員の先生方にも多大なご迷惑をお掛けしたことを、この場をお借りして一言、述べさせて頂きました。
委員会の中で、「健康被害につけこむ販売セールスが横行しており、特に、ダイレクトメールは、1対1のメッセージになるため、本人に与える影響力も大きく、逆になかなか市としても、監視がしにくいと思われますが、市としては、どのような努力をされているのかを教えてください。」また、「このような場合、市民からの通報先はどこが窓口になっているのでしょうか?」等の質問をさせて頂きました。「通報先が、保健所と伺いましたが、私の認識として、とてもこのような悩みや相談を保健所にしようとは思いませんし、市民の皆様も、そのような認識があるとは思えませんので、ぜひ、この機会に、被害者が出ないようにするためにも、もっと、市民に通報・相談窓口があることを広く知らしめて頂きたい。」と要望をさせて頂きました。他党の議員から関連で、「多分、市民の皆さんは、こういった場合、消費者センターに電話をすると思います。ぜひ、保健所と消費者センターなどとも連携をとっていってください」との要望が出されました。

2011年7月6日水曜日

陳情をひとつ、解決できました!

 6月初旬に、学校校庭内の樹木選定についてのご相談を、偶然路上で出会った方からいただきました。樹木が大きくなりすぎて(2階建てをはるかに超す高さ?)、通常の剪定では、まったく手がつけられない状態になっており、その木々は、すべて落葉樹で、秋になると大量の木の葉が舞い、掃除はもちろんのこと、近隣の方々のお宅の雨樋に詰まってしまうため、業者に掃除やメンテナンスを依頼しなければならず、費用の自己負担までもが発生していたとのことでした。学校の樹木ということや自然環境を守るという観点から、なかなか難しい案件かと思いました。
 早速、市の担当職員さんにその旨をお伝えし、現地を確認してもらい、校長先生にも事情をお伺いしたところ、校長先生も木が大きくなりすぎていたことを気にされていたが、学校だけの予算ではクレーン車が使えず、お困りだったことがわかりました。すぐに、市に依頼して、クレーン車が出せることになり、樹木に悪影響が出ない10月ころに剪定が実施されることになりました。
 自分で動いてみて、いろいろな立場からの意見や見方がある事を実感できた一件といえそうです。
 只今、もう一件、大手学区の通り抜け交通問題についての案件の陳情を承り、港署に何度も駆け寄ったり、昨日も地元入りをし、更なる地元の声を吸い上げに行ってきました。

2011年7月1日金曜日

6月定例会で個人質問初デビュー!

本日、名古屋市議会6月定例会におきまして、僭越ではありますが、わたくしが殿を務めさせて頂きました。
質問通告
1.介護保険制度をめぐる現状と課題について
(1)特別養護老人ホーム待機者の優先入所及び名簿の名寄せ
(2)定期巡回・随時対応型訪問介護看護の受け入れ体制
(3)介護予防事業
2.新斎場の津波避難ビルとしての活用について
3.名古屋港伊勢湾クルーズの必要性について
・・・小学生による海上からの社会見学・・・
※なお、質問通告1の(3)は、都合により割愛させて頂きました。 

6月定例会 原稿です!


名古屋市議会インターネット中継は、 http://www.nagoya-city.stream.jfit.co.jp/gikai_result.php?GIKAI=%CA%BF%C0%AE23%C7%AF6%B7%EE%C4%EA%CE%E3%B2%F1&DATE=20110701&CATE=%CB%DC%B2%F1%B5%C4%20%B8%C4%BF%CD%BC%C1%CC%E4

日曜日丸一日かかって、やっと素案を作り上げ、月曜日に、市役所に登庁。ところが、それぞれの部署の絡みがあるとのことで、特に3番は、名港管理組合議会も絡むとのことで、質問通告の題名を決めるだけでも、二転三転させられ、その度に、それぞれの当局に、自分自身の思いをお伝えし、何とか、質問通告締切時間ぎりぎりで、滑り込み提出となりました。質問通告から、質問内容が少し逸れるだけで、大問題とのことで、慎重に取り組ませて頂きました。
昼間は議案説明会や勉強会に出席し、業務をこなしながら、夜はたった一人で、市役所に毎日残り、原稿作りに取り組みました。月曜日は夜中の2時半、火曜日は朝の4時半、水曜日は朝の6時過ぎまでかかってしまい、シャワーを浴びに、自宅に帰るだけの毎日でした。おかげさまで、何とか、無事(?)減税日本ナゴヤに対する厳しいヤジに屈することなく、発言・質問・要望をさせて頂きました。これからも、初心を忘れることなく、市民の皆様の声を、お届けできるよう精進してまいりたいと存じます。応援してください!